そうそう

最近「納豆」がある種のキーワードなんだが体験談をひとつ。
むかし俺が大学生の頃、仕送りとバイト代は全部酒に消えてたんで当然日頃の食い物がない。
米はアパートに庄屋の息子がいたんでお恵みを頂いてたんだがおかずがない。
そうこうする内にガッコの近くの納豆工場にバイト募集があって試しに友人が何人か行きだした。
俺はその頃たしかマクドナルドでハンバーガー焼いてたはず。
その納豆工場ってのがバイト代も出るが現物支給もあったのね。
で、納豆工場に行くからって行って当然みんな納豆好きって訳じゃない。
どうなるかってーと納豆好きな俺ん所に一箱納豆が届く訳だ。
月に一回。
その納豆の行く末なんだがとてもじゃないが一箱あるんで2,3日で食えるわきゃない。
なので冷蔵庫で2,3ヶ月眠る事になる訳だ。
たぶん長いのは3ヶ月は寝てたんじゃないかな?
気がついたらどんぶり飯に2パック空けて食うみたいな。
元々腐ってるもんなんで腐りゃしねーしな。*1
そんな何ヶ月も寝てたような納豆を、最後の方じゃ毎日朝がっこ行く前に米炊いて、昼帰ってどんぶり+納豆2パック食って、また米炊いて夜どんぶり+納豆2パックなんて生活。
仕送り後はこれに生卵とネギが付く。
しまいにゃなんか体臭が納豆臭くなった気がして自分でも嫌だった。
それでも納豆が嫌いになる事は無かったけどね。
今の知恵があの当時あったらもっとバリエーションのある納豆料理作れたんだろうけどなー。
まあ、食うもんないからお茶漬けの元舐めてたような馬鹿だししょうがねーなw

*1:少なくとも俺は親にこう言われてたw